ITのお勉強、ITスキルについて

ITのお勉強について、良い事ばかりでない、あまり語られない重要な事を書きます。

まず上のボタンリンクに記事2つをピックアップしました。
左記事:読んでプログラミング独学!?いや実務につくべきです
右記事:プログラミングは難しいと感じる7つの理由

大きく2つのポイントに分けます。
A (大人向け)ITスキル・就職・勉強について
B 特に小中学生に関して気になること

A (大人向け)ITスキル・就職・勉強について
あえて極論すると、ITのお勉強は、普通の学校の勉強や資格勉強のような賢さとはまた少し違うということだと思います。
普通の勉強や資格勉強は答えは1つで、当たり前ですが、昔覚えた正しいことは今も正しいです。
実はITは違います。数年たつと、正解は変わります。というよりは使えないスキルとなります。
学生が実務経験なしで学術的要素が強い情報処理資格だけを取得しても、あまり重要視されない理由でもあります。
その意味で、小中学生向けのITやロボット教室でも、単にテキスト通りにやる教室なら、通信教育と同じく、単なる遊びで終わる可能性も大きいです。

次の「プログラミングが難しいと感じてしまう理由」記事は、あるある的な良い記事です。
・高度で数学的な専門知識を持った人しかできないだろうと考えがちです。
・英語に苦手意識がある
・どのプログラミング言語を学べばよいか分からない
・プログラミングするための環境構築が難しい
・不明なエラーが出て解消できない
・基礎学習がだるい
・IT技術の発展スピードが速すぎる

こういった中で、現状受験が終わった大学生から独学で始める事の多いIT学習では、やはりテキスト通りの例題を解くレベルになりがちとなります。
一方で、実務では、前任者や他社が作った知らないシステムを引き継ぎ、自力で保守トラブル対応することが圧倒的に多く、「もともとの設定が間違っていて、習っていないからできません」では通用しないのが普通です。
こういった点で、普通の学校の勉強とIT学習とはかなり性格が違うとも言えます。

B 特に小中学生に関して気になること

大人のように、生活費を稼いだり、キャリアアップを考える必要はないものの、
これからの小中学生の場合は、いくつか注意する必要があります。

・お勉強自体のこと
学校の勉強との違い、受験との両立問題。上に述べたように、学校の勉強とIT学習は性格が異なるため、同じようには勉強できない事。
またこれまでの学歴社会ではなくなってきていることも考えると、「昔ながらの受験勉強だけで他の時間が取れない」というのも通用しなくなってくると思われます。

・習う学年・時期も重要
現実的には算数・英語的には先取学習となります(理想は小学生で中学英語数学です)。
またscratchなどのマウスプログラミングだけでは、これも不十分です。入門・敷居が低くなっただけです。
更に言えば、就職・留学から逆算すると小学生が理想。遅くとも中学生には本格的に始めていないのも、これからの時代は厳しいかもしれません。

・習う分野・内容も重要
IT分野も、プログラミングだけがITではありません。
よく話題になる人工知能・AI化による職種減少に関しても、IT職自体も当然淘汰されます(されやすい分野です)。
ネットワーク・インフラ系、エンドユーザーやハード保守系、セキュリティ・リカバリー系など、いくらでも分けようと思えば分けられるほど幅広いです。プロゲーマ系というものもあるかもしれません。
これからの時代は、ITができるかどうかというよりは、どのIT分野が得意かどうかの時代になります。
特に小中学生だとまだ「成りたい職種もない」のが普通です。だからこそ、IT分野も浅くとも広く学ぶ必要があると考えます。
AGスクールでは本人の興味・レベルに合わせ、小さな50ほどの単元の中から選択して学べるように工夫をしております。

既に高校生になっていて頑張りたい生徒は?

もちろん可能です。しばらくは大学生でプログラミングデビューする生徒は多いと思いますので、まだ間に合います。
一方で、既に大学在学中に統一ITスキルテストを義務化したり可視化が進んでおり、高校・大学と進めば進むほど時間が取れなくなる中、それほど悠長なこと言っていられないのも事実です。

実際にプログラミングなどを学習した人はわかると思いますが、IT学習は普通の学校のお勉強と違います。
答えが1つではない。
IT学習環境を整える(PC購入だけで勉強が始められるわけでは決してない。本で書かれている内容と同じにならない。始められない。誰にも聞けない。)のがかなり煩雑。
そろばんや習い事のように、毎日ではなくとも続けてやらないとすぐに忘れてしまう。手を動かさないと全く覚えられない。

など、皆少しかじっただけの実力という状態になりやすく、差がとても大きいのが現実です。
独学より実務優遇される理由でもあります。

既に高校生となり、IT勉強に充てられる時間も少ない中、少しでも効率的に進められるように、特訓サポートを行います。
IT基礎レベルから大人が受けている実務レベルまで、普通学校では学ぶ機会の少ないかもしれない電気工学知識なども思ったより重要で使えます。
小中学生に比べ、より具体的に大学入学や留学をイメージできて学習できる分、貪欲に学んで貰いたいです。